出版社へ持ち込んでみる

漫画家としてデビューしたいあなたへ。出版社に漫画を持ち込む方法やそのメリットを解説します。

漫画作品の持ち込みは新人賞を狙うより有利?

漫画家デビューを実現する方法のひとつに、自分の作品を出版社に持ち込み、営業をかける手段があります。直接版元に持ち込むメリットは漫画賞の応募とは違い、自分の作品を複数の出版社に売り込める点です。

ひとりでも多くの編集者の目にとまる機会が増えるので、声がかかる確率も高まります。

持込みを機にデビューした主な漫画家

【松本大洋】

  • 経歴…講談社に持込み
  • 代表作…ピンポン 鉄コン筋クリート

【諫山創】

  • 経歴…講談社に持ち込み
  • 代表作…進撃の巨人

【寺嶋裕二】

  • 経歴…講談社に持ち込み
  • 代表作…ダイヤのA

【押見修造】

  • 経歴…講談社に持ち込み
  • 代表作…悪の華 ぼくは麻理のなか

【羽海野チカ】

  • 経歴…集英社へ持ち込み
  • 代表作…ハチミツとクローバー 3月のライオン

直接訪問はNG!必ず事前アポを取ろう

では、実際にはどのような方法で持ち込めば良いのでしょうか。編集業務は多忙で時間も不規則なので突然押しかけても担当者が不在だったり、門前払いをくらったりする可能性も大。

相手に迷惑をかけないよう、電話でアポイントを取ってから訪問するのが最低限のマナーです。いくら才能があってもマナーが守れない漫画家は担当者から煙たがられてしまいます。「相手の時間をもらう」という意識を持っておきたいですね。

編集担当者にその場で作品を読んでもらえる

版元に直接持ち込むもうひとつのメリットは、その場で作品を読んでもらえることです。初めての営業でデビューとなるケースは少ないものの、プロのアドバイスが受けられます。

複数の版元に持ち込み多くのアドバイスを得れば、それだけ技術や知識をブラッシュアップできますし、デビューへの道も開きます。

とはいえ、アドバイスと言っても厳しい意見が大半なので、打たれてもへこたれない覚悟が必要です。いい評価がもらえるまで諦めずに続ける強い精神力も、漫画家デビューには欠かせない要素です。

ただし競争率が高く、高度な技術や知識が必要

漫画家を目指す人は世の中に溢れています。その多くが漫画をかじった程度のタマゴで、版元の求めるクオリティを満たす人はほんのひと握り。

持ち込みには規定も基準もないので自由度は高いですが、それ以上に競争率も高いです。プロの目から見て「見込みがある」と判断してもらうためには、専門的な知識や高い技術が必要となります。

独学でも不可能ではありませんが、もし技術や知識に自信がないなら、専門学校などに入って基礎から学ぶことをおすすめします。

当サイト管理人

漫画家を目指している少年少女たちのために、フリーで活躍するライターや編集者が“漫画家デビュー応援隊”を発足。漫画家デビューするための最短ルートとは、漫画家になるための心得などを調べつくしました!